2018年02月08日
街とともに。人とともに。 For More
試練がダメな理由10
こんにちは〜〜















しきたりは大切だけど、今の状況に合わせることも大切ですものね。































ウェイブスペル…白い風


恋愛運が最高に良い紋章:赤い月
デトックスが必要な紋章:白い風

















恐怖! 試練には脆弱性がこんなにあった
私はモンスターファミリーのもとで育ちました。
親が共働き夫婦だったので、祖母がずっと家にいましたが、宗教にはまっていて孫の世話は二の次でした。
祖父は父の借金の工面のために死ぬ直前まで老体にムチを打って働いていました。
祖母の気性が荒いので、祖母と祖父はよく喧嘩をしていて鍋やヤカンが飛び交っていました。それを見た父が逆上して祖母を殴る姿を何度か見ています。
親子3人の争いが始まると手をつけられず、母は私と兄を車に乗せて山のほうに上りきれいな星空と夜景を見せてくれました。
まるでイタリアの戦争映画「ライフイズビューティフル」みたいです。戦争が起こっていてもそれがゲームだと嘘をついて子供を育てる感動の映画です。
母は「この家で殺人事件が起きなくて本当によかった。」といまだに当時を振り返って言うことがあります。
祖母に保育園に迎えに来てもらったのを覚えていますが、おやつをもらったり、ご飯を食べさせてもらった記憶は1度もありません。
私と兄が乳飲み子の時は、祖母が母に指示された時間にミルクをくれていたみたいですが、基本的にオムツ交換はたまにしかしないというスタイルだったみたいです。
母は夕方仕事から帰って来てから、夕食やお風呂は1人でがんばっていたみたいです。
当時は紙オムツがなく布のオムツで私と兄の分を合わせると、大変な洗濯物の量だったそうで祖母に少し干すのを手伝ってもらえないかと聞いてみたところ、
「私は神に近い存在だから、下々の者の世話はしない。
5時に起きて干せないならあと1時間早く4時に起きたらええ。」
という徹底した鬼姑だったみたいです。
たまの休日疲れ果てた母が少しゆっくり寝ていると、
「この嫁はなんていうぐうたらな嫁だろう。いつまで寝てるんやろ。これだから息子もダメになっていくんやわ。」
と叫んでいたそうです。
(※ちなみに息子である父は、副業したり遊んでいたりして家にたまにしか帰って来ません。結婚する前からダメ息子でした。)
仕事と育児と鬼姑でヘトヘトになっている母。
私と兄は1度も夜泣きをしなかったらしいです。もしくは母が疲れ果てていて爆睡していて泣き声に気づいていないかです(笑)
やっぱり赤ちゃんて天使。
お母さんを助けるためにやってきたんですね。
父と祖母がモンスターベイビーなので、私と兄までわがままを言ったら母は崩壊してしまいます。
アンちゃんも天使ですが、私もかつては天使だったのです(笑)
大人になった現在、私も兄も、家と距離は持っているものの祖父母も恨んだり嫌いになったことがないですし、父のことも呆れてはいますが恨んでいるわけではありません。
母が人として大切なことをしっかり教育してくれたからだと思います。
母には感謝しています。
しかし、自分がなぜこの家に生まれてしまったのか、昔からずっと疑問でした。
そのためにいろいろ考え、いろんな本を読みましたが、どれもしっくりくる答えではありませんでした。
アンちゃんの死を通して、たどりついたこの本にしっくりくる答えを見つけました。
今日もまた心に突き刺さった一説を
載せさせてください。
【自分も親を選んで生まれてきたと考えると、生きるのがラクになる】
「あんな家庭に生まれなかったら私はもっと幸せだったのに」
という割り切れない思いを抱えている方はたくさんいます。
そんな方にこそ、私は「人は親を選んで生まれてくる」ことに気づいてほしいと願っています。
たましいは、試練によって磨かれます。
高いレベルの魂は順風満帆な人生では物足りません。
成長のプロセスでは難問にチャレンジすべき時期があるのです。
意欲的な魂にとっては、大変そうな状況がとても魅力的に見えるのでしょう。
過酷な条件なら一段と成長できるように感じて、難しい親を好んで選ぶのだと思います。
過酷な状況に生まれた人は、飛躍的な成長遂げ、親を始め周囲の人たちに大いなる愛をもたらす力を備えています。
そんなご自身にどうか誇りを持っていただきたいのです。
【お腹の赤ちゃんの思いを感じて、あなたの愛のトラウマを解放しましょう】
子育てには、過去2世代の歴史が反映されると言われます。
つまりお母さん自身の生まれ方や育ち、そのまたおばあちゃんの生まれ方や育ちが影響するのです。
私はそれを「〇〇家の呪い」と呼んでいます。「呪い」を解くには、まず「呪い」がかかっていることを自覚しなければなりません。
そして妊娠とお産というこの世とあの世の扉が開く時期には呪いを解くには絶好のチャンスなのです。
生い立ちに苦しみを抱えている方は、ほんの少しイメージしてみてください。
あなたは辛い人生を送っている母親を助けようとして生まれてきた勇気あるたましいなのです。
そんな自分に誇りを持てるなら、幼い頃からの悲しみから解放され、母とは違う子育てができるはずです。
そしてまた、お腹の赤ちゃんの思いを感じてください。
あなたに宿った赤ちゃんは、あなたの心に刻まれた傷を癒し、あなたに微笑みを届けて、生きることの素晴らしさに気づいてほしいと願っています。
…アンちゃん、なんて優しくて強い子なの。
アンちゃんは命をかけて病と戦う人生を選び、命をかけて私が幼い頃から悩んでいた「家族の呪い」から解放してくれました。
まさか自分から生まれた可愛いアンちゃんが、自分をはるかに超える強いたましいの持ち主だったとは…
私もかつては勇気あるたましいだったと思いますが、大人になってからどんどん歪み汚れていった気がします。
なぜこの家に生まれたのか、なぜこんな親なのか…ではなく、「自分」が選んでいたのですね。
赤ちゃんだけの話かと思っていましたが、大人である私も同じだったのですね。
アンちゃんほどではないですが、アンちゃん同様強いたましいの持ち主である自分を認めて褒めてあげようと思います。
今日は成人式です。
私は今年2度目の成人式を迎えますが、今日この本を読んだのも、アンちゃんからの「メッセージ」に違いありません。
アンちゃん本当にありがとう。
「呪い」から解放されました。
モンスターファミリーの歴史に幕を閉じます。
気持ちをリセットして2度目のオトナになります。
強い天使アンちゃん♡
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