① S52/6/4(土) 天候:晴 馬場:良 全国公営競馬主催者協議会会長賞 [4・5歳] 1600m ※ 8R
1着 テルヒサ [牡4・54] 1.50.7 / 2着 カツラギテスター [牡4・54] (0.6) / 3着 ザクロホード [牡5・55] (0.3)
② S52/6/5(日) 天候:晴 馬場:良 A2 1800m
1着 センジユバード [牝7・53] 2.02.1 / 2着 シユガーエース [牡6・53] (0.0) / 3着 アツテルトキ [牡7・53] (0.1)
③ S52/6/6(月) 天候:曇 馬場:良 B3 1600m
1着 モルガンキング [牡6・55] 1.49.9 / 2着 ハマリン [牡5・55] (0.0) / 3着 ダイキンコウ [牡7・55] (0.1)
④ S52/6/11(土) 天候:晴 馬場:不良 サンケイスポーツ賞 [5・6歳] 1600m ※ 8R
1着 ヤマシゲホマレ [牡6・55] 1.48.6 / 2着 ミスバーナード [牝5・54] (0.0) / 3着 ガマノヒカリ [牡6・55] (0.1)
⑤ S52/6/12(日) 天候:曇 馬場:稍重 A1 1800m
1着 ダイサクオー [牡8・55] 2.01.4 / 2着 ムサシセンジユ [牡7・56] (0.0) / 3着 メイクマイウエー [牡5・53] (0.4)
⑥ S52/6/13(月) 天候:晴 馬場:良 B1 1600m
1着 ユウクン [牡6・55] 1.48.0 / 2着 エデルオ [牡6・55] (0.2) / 3着 ミタスピード [牡6・55] (0.6)
夏休み前の重賞・金杯を次回に控える当開催は、有力古馬を擁する陣営にとって重要なステップ。
A1はダイサクオーが当年度負けなしの4連勝で征し、堂々本命として金杯に臨むこととなりました。
タイム差なしでわずかに及ばなかったムサシセンジユも、福山桜花賞大敗からの立て直しに成功しました。
そしてA2では、7歳牝馬センジユバードが勝ち名乗り。
金杯出走馬には、上記の馬たちのほか、A1級からは3着メイクマイウエー、5着マルイチタイガー、6着タイムテスター、7着レアンダーが、A2級からは3着アツテルトキと9着ホマレセイユウが、B1級からは上り馬ユウクンが選出されました(注 当時はまだファン投票はありませんでした)。
走るたびに順位が変わっているA級戦線。
その中でA1の1着だけはダイサクオーがキープし続けおり、生え抜きでもある同馬は心情的にもファンの支持を集めました。
とはいえ、ダイサクオーはすでに8歳を迎えながらも未だ無冠。
誰しも密かにそれ以上の“絶対王者”登場を待ちわびていたのかもしれません。
初日に行われた、4歳・5歳の条件クラスの馬の選抜戦には、名種牡馬の全弟テルヒサが登場。
兵庫在籍時はなかなか芽が出てこなかっただけに、名血の期待にたがわぬ完勝を収め、当年度から整備された4歳三冠路線への秋からの参戦が楽しみになってきました。
ただし、ここを勝ってもまだ、特別クラス(C1級以上)へ編入されるには賞金不足。
怪物タイムラインとも渡り合った兄に肩を並べられるよう、このあとも続く試練の道は是が非でも乗り越えたいところです。